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専門医の実績
論文紹介

良性発作性頭位めまい症と鑑別が困難であった聴神経腫瘍症例

著者
松吉 秀武, 後藤 英功
掲載誌
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 85 (4); 363-366
発行年
2013

聴神経腫瘍(vestibular schwannoma:VS)の経過中での前庭、蝸牛症状などの臨床症状の発症は30%程度とされている。また聴力が正常あるいは左右差がない場合に腫瘍の診断に至る症状としての重要な症状はめまいとされており、めまいを訴える症例では常にVSの可能性を念頭に置く必要がある。今回、頭位変換時の回転性めまいと吐き気にて発症し、良性発作性頭位めまい症(benign paroxysmal positional vertigo:BPPV)に類似した眼振所見を認めた比較的稀なVSの1症例を経験したので報告した。